ツナグホン 読書感想文コンクールについて

児童書を読もう「ツナグホン」

第2回 読書感想文コンクールについて

 

 

こんにちわ!このあいだのTwitterで、学校の先生が読書感想文という宿題はいらないという話をしていました。

同じく絵画コンクール不要論も見かけました。私は体育ができないので、読書感想文と絵で相当自信をつけてもらった一人です。

出来レースはわかります!そして無駄な労力に先生も生徒もなっているのも事実。
また思想があらかじめ決まってそうな感じもします。

もし作文コンクールと絵や書道をなくすのであれば、ぜひ運動会や持久走大会をなくしてもらいたいなと思います。

今回は読書感想文コンクールについて調べてみました。

 

 

 
1、正式名称「青少年読書感想文全国コンクール」

こちらが公式ホームページです。→https://dokusyokansoubun.jp/index.html

書店員さんで課題図書を扱う人にはすごくいい素材(popやしおり、チラシ)が置いてあります。

また原稿用紙をダウンロードできますよ!さすが至れり尽くせり!!

2、どこの団体が?

主催は公益社団法人 全国学図書館協議会毎日新聞 後援は内閣府 文部科学省
協賛はサントリーホールディングス株式会社様だそうです。

 

3、どんな目的で

◇子どもや若者が本に親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化を図る。

◇より深く読書し、読書の感動を文章に表現することをとおして、豊かな人間性や考える力を育む。更に、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養う。

ほう。読書週間と考えること、自分の考えを正しい日本語でが目的ですね。

 


4、対象図書


課題図書と自由図書に分かれており、だめなのは教科書やそれに準ずる副読本、雑誌、読書会用テキスト、パンフレット、日本語以外の本だそうです。

読書会用テキストなんて存在しているんですね!

 


5、文字数、枚数制限について


原稿用紙に規定はありませんが、縦書きで手書きだそうです。

小学校低学年が800字以内。

中学年と高学年が1200字以内。

中学生と高校生は2000字以内。


学校名やタイトル、名前が字数に入らないそうです。中高生の2000文字は5枚でしょうか?
私は楽勝に感じてしまいます。

 


6、2020年の課題図書

こちらがその課題図書のページになります。→ 公式課題図書 https://dokusyokansoubun.jp/books.html


なんというか戦争ものが多いですね。

広島が二つ。第二次世界大戦末期の南仏の話、1930年代のスペイン内戦。

それから困難な状況から立ち上がる話でしょうか?

すごく課題図書の題名から見ても趣旨が読み取れますね!

 

7、今回のまとめ

読書感想文コンクールの公式サイトはとても充実していています。

子どもたちに本と正しい日本語習慣、自分の考えを伝える手段の育成のためにやっています。

2020年の課題図書は戦争ものが多い。

 

以上コシドクのましうでした~!すごく読みたい本ができました。児童書あなどれない!