心とトラウマ
やっと読み終わった。相当苦戦した本。
そんな本でした。
かれこれ2月から。
読むにはある程度の年齢と教養が必要です。
きっとルノアールで読書するおじさんにぴったりな気がしました。
何を言ってるのか自分でもよく分からないのですが、これはそういう大人な感じ。
そんな人生の経験や読書量、人間味の渋さがある方が読んだら楽しいかもです。
これは古今東西の心理学、哲学、精神医学の本を集め、それについて語ってるエッセイみたいな感じです。
残念ながら私の頭では2割読めて楽しめた感じ。
第一章は斎藤茂太さん(あのモタさん)の家系すごいなあの感想だった。
私の中で第3章の1番目の本が気になって。
本が手元にないのですが
「脳というのはパソコンで、私という意識はパソコンのカーソル」みたいな。
今、私の中でこの「私という意識」と「無意識」(潜在意識)とはなんだろうと思うところがありまして。
確かに無意識はけっこうテキトーな文脈もないようなやつな気がしています。
それは睡眠の夢を見るという行為からの推測です。
では「私」はいったいなんだろうか?となると
こんなうまい言い方!!とおもって感動したものです。
トラウマ本で気になった方は特にこれでトラウマがなくなる!とかそういう話はしていません。
統合失調症話(昔の分裂病について)、多重人格とかの話はありました。
難しい本でもどこか引っ掛かる!ものは必ずあります。
買って読んで良かったです!
もうちょっと大人になったらまたチャレンジしてみたいです!!